帝政ロシア皇室御用達時代から270年の歴史と伝統を誇る~ロシアの名陶 インペリアル・ポーセリン~
花を咲かせた小枝のひとつひとつに金彩が施された豪華な逸品。
“ゴールデントウィッグ”は金の小枝の意味です。
薄く透き通るような純白のボーンチャイナに、エキゾチックな草花が繊細なタッチで描かれています。
絵付けのすべての工程はインペリアル・ポーセリンの熟練した職人の手作業で行われています。
デザイナー:アレクセイ・ヴォロビエフスキー
※ヴォロビエフスキーは、1920年代半ばからペインターとしてのキャリアを開始し、極めて高い手書き技術を持っていたデザイナー。
彼が早くから取り組み、最も得意としたモチーフがロシアの民俗を主題としたものでした。ロシアに古くから伝わる民話をもとにしつつ、それを大胆に再構築して詩的で幻想的な作風を確立し、それが現在においても高く評価されています。
ロマノフ王朝の絢爛。
他にはない優美で華麗な輝きを放ち続ける
ロシア最古の傑作磁器ブランド インペリアル・ポーセリン。
現在に至るまでとくに人気のシリーズが
Anna Yatskevich アンナ・ヤツケヴィッチが生み出した
「COBALTNET コバルトネット」と
Alexsei Vorobyevsky アレクセイ・ヴォロビエフスキーの手による
ロシアの風俗を巧みに織り込んだ作品達。
ソ連時代には磁器の絵付けや造形において
たいへん才能のある芸術家たちも多く現れました。
なかでもペインターの中では
ヤツケヴィッチとヴォロビエフスキーの名前を外すことはできません。
ヤツケヴィッチがペインターとしての能力が高く評価されていたことは
ナチス・ドイツとの戦いに勝利した記念に制作された花入れの
装飾を任されていることからもよくわかります。
一方、1920年代半ばからペインターとしてのキャリアを開始したヴォロビエフスキーが
早くから取り組み、最も得意としたモチーフは
ロシアの民俗を主題としたもの。
ロシアに古くから伝わる民話をもとにしつつ
それを大胆に再構築して詩的で幻想的な作風を確立し
それが現在においても高く評価されています。
~ 華麗なる暮らし ロシアでのお茶の愉しみ方 ~
ロシアでのティータイムは
ロシアンティーと呼ばれる独特な紅茶の飲み方でゆったりと愉しみます。
ストレートの紅茶であるがゆえにその繊細な色や香りを愉しめるように
ポットやカップの形状が工夫されています。
また、英国風のティータイムに欠かせない
ティーカップ&ソーサー&ケーキ皿のトリオに加えて
ロシアンティーには日本の豆皿に似たジャム皿が加わります。
ジャムやハチミツをお茶うけとして食べながら
ストレートの紅茶をいただきます。
ロシアには、地理的にも民族的にも
ヨーロッパ・アジアが融合した文化があるとされています。
ロシア正教会の鐘楼をデザンしたシリーズには
独特の絵柄や形がありロシアらしさが見事に感じられます。
ふんだんに金彩で彩られたティーセット達で美味しいロシアケーキと共に
西欧とは異なるルーツを持つ国・ロシアのお茶文化とその歴史に
触れてみてはいかがでしょうか。
存在感のあるおしゃれな雑貨(置物/オブジェ)としても
インテリア空間に上質で華やかな雰囲気をプラスしてくれます。