全国のみなさん、こんにちは。本社の楠橋です。
今回はスペインの2回目です。是非、チャレンジして下さいね。
【問題11】
次の�，�ら�い蓮▲好撻ぅ鵑里笋�ものに関する説明です。
何を説明しているか、下の（あ）から（お）より選びなさい。
� ，海猟�のラスター彩の特徴は、色調に金色系と赤銅色
系があることで、概して初期は金色系が多く、しだいに
赤銅色系が増える。
�◆�1759年、スペイン王カルロス３世がマドリード王宮の
近くに開いた名窯。
�� この町の陶器には、いかにもスペインらしい情景を描いた
ものが多く、牛追いや闘牛、狩猟や鱒釣りなどの遊び、
ドン・キホーテを思わせるような騎士や衛兵などの姿が、
野原や田園を背景に描かれている。
�ぁ�1350年、ジブラルタル海峡に近い港町を訪れたイブン・
バットゥータは、美しい金色の陶器が遠国まで輸出されて
いることを旅行記に記しており、ラスター彩が当時すでに
この町の名産であったことがわかる。
（あ）マラガ陶器 （い）マニセスの陶器
（う）タラベラ・デ・ラ・レイナ陶器
（え）ブエン・レティーロ磁器 （お）テルエルの陶器
では、解答を見ましょう。
【解答】
� 覆ぁ法 ´◆ 覆─法 ´� （う） �ぁ 覆◆�
【解説】
（お）テルエルの陶器：アラゴン州のテルエルはムデハル
様式（12〜16世紀のレコンキスタの後、イスラムと西洋の様式
が融合したもの）の建築物が美しいこぢんまりとした街である。
またこの街は、ベルデイモラードという緑と黒の陶器の産地
でもある。
（参考文献）
大平雅巳著『すぐわかる ヨーロッパ陶磁の見かた』
（2006年6月初版）�蠹豕�美術
それでは、次回をお楽しみに。ごきげんよう。
