京都を代表する観光地である嵐山。貴族の別荘地として愛され、1,000年を経た今でも、平安時代の高貴な雰囲気を伝えています。その中でも、渡月橋の北側、嵯峨野に広がる「竹林の小径(ちくりんのこみち)」は、数万本の竹が約400mにわたって空を覆うほどに高く生い茂り、竹のざわめく音と共に迫力ある空間に圧倒されます。海外の方にも人気の撮影スポットで、いつもにぎわっています。世界遺産の天龍寺のすばらしい庭園を散策し、北門から出て、野宮神社や大河内山荘に向かうと竹林の小径に出ることができます。春の桜、秋の紅葉が人気のエリアですが、冬にも竹林の両側がライトアップされる「嵐山花灯路」が開催されていて幽玄な夜の竹林を楽しめます。