パリから列車で南下すること約3時間のところに、フランスの有名な陶磁器の窯元が集まるリモージュがあります。
透き通るような白さときめ細やかさが特徴であるリモージュ焼きにおいて、 1824年に創業のジャン・ルイ・コケ社は斬新なデザインと鮮やかな色彩で人々に長く愛されてきたメーカーです。
現在でもフランスの有名百貨店「ラファイエット」にも常設されており、その作品は見る人すべてを魅了しています。
料理を美しく映えされるために中心部分が白地になっているものが多く、
熟練した職人が一つ一つ丁寧に手作業で作成しています。
1991年フランスのクリスタルガラスで名高い「ラリック社」によって統合されました。(ラリック社の陶器類をジャン・ルイ・コケー社が担っていました。)
その後、2004年9月末には、世界最高のフレンチシェフと呼ばれる「アラン・デュカス」のレストランで使われるプレートの
全てのデザインを手掛けるアーティスト「クリスチャン・ルパージュ」がオーナーとなったことにより、
さらに料理と一体となった「食の芸術」を担う工房としてリモージュをリードしています。
●J.Lコケー Hemisphere(ヘミスフィア・シェイプ1999年発表)について
意味: Hemi(半分)+ Sphere(球体)= 半球(体)
特長: ゴールドやプラチナは本物を使用。手塗り。ラウンドで積み重ねやすい。
このシンプルさモダンさは、究極に料理を洗練させ引き立たせる。
シェフにとっては、遊び心をくすぐる創造力を掻きたてられるデザイン。
関連リンク コケー工場記
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