1718年、ハプスブルク王朝の栄華のウィーンに誕生した「ウィーン磁器工房 アウガルテン」。
アウガルテンの白磁は、繊細かつ優雅なフォルム、しっとりと手に馴染む艶やかな生地、
細部まで精巧を極めた細工などにより世界中で高い評価を得ています。
変わらぬ価値の創造と守られてきた300年もの伝統
1744年、アウガルテンは女帝マリアテレジアによって皇室直属の磁器窯に命じられ、 その証としてパプスブルク皇室の楯型紋章を授かるという栄光を手にします。300年という長い年月を経て受け継がれてきた、職人たちの厳しいクラフトマンシップと誇り、そして繊細な技の数々。今でも製品の全てが熟練した職人によって手作りされているため、生産量は限られています。優しい輝きを放つ絵柄、雪のような白い生地、しっとりとなじむシェイプは、一途なこだわりがあるからこそ守られている“アウガルテンの命”です。
厳しい品質基準によって生み出される輝きや透明度は時を経ても変化することがないため、親から子、子から孫へと何世代にも渡り受け継がれています。近年では、ウィーンの歴史と芸術を受け継ぐ高品質な製品・ブランドを持つ企業にのみ与えられる「ウィーン・プロダクツ」にも認定されています。