ロイター・ポーセリン（ドイツ）

70年以上にわたって陶器製品の生産を自社の工場で手掛けてきた、ドイツの世界的ミニチュア陶器ブランド「ロイター・ポーセリン（ルーター・ポーセラム）社」。ミニチュア陶器は、17人もの熟練職人の手を経て作られます。それらは成型後に釉薬をかけられ、絵を描いた後、ルーター独特のルックスに仕上げるため三度も焼かれます。
1991年にロイター・ポーセリン社は高名な修道女Maria Innocentia Hummelの絵をルーター陶器に使用する権利を得ました。このデザインは世界的にドイツ Goebel社のHummel Figurinesとして知られていました。この成功に続き、Beatrix Potterのピーターラビット・シリーズ、パディントンベア、フラワー・フェアリーズなどの有名デザインが導入されました。
※1954年頃、Marta Reutterの手により今日も使用されているブランドロゴが制作されました。よく見ると、Martlの「M」とWillyの「W」が背中合わせで2つの「R」に囲まれています。今日においても、ロゴがMartlとWilly Reutterという創業者夫妻の面影を残しているのです。