
繭のボイリングから糸巻き・染色・はた織・プレスにいたるまですべて手作業で行われているおり、生地が染料になじみやすく格別に美しい光沢を放ちます。
タイシルクの色の構成は対照的な色をあわせて作られる独特なものです。対照的な色、それはエメラルドグリーンとマゼンタ(紫を帯びた紅色)であったり、ブルーとショッキングピンクであったり、ともすれば相反する色をうまく一枚の生地に調和させています。その二つが合い重なって見事な調和がこの一枚のシルクにあらわされているといえるでしょう。
また伝統的な手織りの先染織物という手法を残しつつ、色落ちしないような工夫や現代のファッションにあった配色などを取り入れました。デザイン性にもこだわり、タイの伝統的絵画やクメール美術に残された優美な柄や色使いを用いています。
シルクは吸水性に富んだ天然の素材であり、サラサラで肌に優しく、ジメジメとした日本の気候にも最適の素材と言えるでしょう。
細かい繊維は空気を含むことで、断熱効果を生みます。吸収と排気の効果で汗を逃がす事から、登山や極寒地などでは肌着としても活躍しています。 |